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技術情報
オリジナルオプション
ラッチ機構式ソレノイドバルブ
環境負荷を低減!省エネバルブでグリーンテックを推進しませんか
【ラッチ機構式ソレノイドバルブとは】
N.C.(通常閉)タイプのソレノイドバルブは、開状態を保持するために電力を供給し続ける必要があります。
ラッチ機構式ソレノイドバルブは、状態保持に永久磁石の磁力を利用することで、常時電源を供給し続ける必要がありません。
ラッチ機構動作原理はこちらからご覧ください。
【ラッチ機構式ソレノイドバルブのメリット】
- 状態保持のための通電が不要です。そのため、ソレノイドバルブへの通電状態の長いアプリケーションほど、省エネ効果が大きく低消費電力になります。※
- 状態保持のための通電が不要なことから、それに伴うソレノイドの発熱を抑え、周囲への温度影響を減らすことができます。分析分野など、流体への温度影響が懸念されるケースでの使用に適しています。
※状態遷移の動作時(開→閉、閉→開)には電力が必要です。また動作の方向毎に、供給電流の極性を変える必要があります。
【ラッチ式バルブの例】
●ダイアフラムバルブ ●ピンチバルブ
上記は、このラッチ機構を用いた製品の一例です。
省エネで温度影響が少ないこのラッチ機構は、他のバルブにも応用可能です。
詳しくは、弊社スタッフにお問い合わせください。
【ラッチ機構式ソレノイドバルブ用ドライバーボード】(開発中)
電流の極性変更やソレノイドバルブごとの異なる推奨通電時間に対応し、極性の切り替えや通電時間の微調整を気にすることなく、簡単にラッチ式ソレノイドバルブを動作・制御できます。
項目 | 仕様 |
---|---|
入力電源(VM) | 電圧範囲: 5 ~ 24 VDC (絶対定格 27VDC) 電流: 1.5A未満 (T.B.D) |
コントロール入力 ※1(CTR) | Hレベル: 2.0 V以上 ※3 Lレベル: 0.4 V以下 ※4 |
パルス要求入力 ※2(Plus Req.) | Hレベル: 2.0 V以上 ※3 Lレベル: 0.4 V以下 ※4 |
出力電圧 | 電圧範囲: 5 ~ 24 VDC |
出力電流 | 1.5 A未満 (T. B. D) |
外形寸法 | 47 × 36 × 14 mm |
質量 | 約 11 g |
消費電力 | T. B. D |
使用可能バルブ | WLA、WLB、NLV、HVAL、HVDL、NPL、PL、PLKシリーズ |
入力端子 | TE Connectivity社 EI コネクタ 4ピン (2.5mmピッチ) 1: VM / 2: CTR(通電方向指定信号) 3: GND / 4: Puls Req. (通電指示信号) |
出力端子 | 5.08 mm ピッチのねじターミナル 1: VOUT+ / 2: VOUT- |
※1 コントロール入力がLレベルからHレベルに変化した場合に、J2端子1番ピンに+電圧、J2端子2番ピンに-電圧を、HレベルからLレベルに変化した場合にJ2端子1番ピンに-電圧、J2端子2番ピンに+電圧を、それぞれ出力します。 (上記+電圧と-電圧の電圧は、VM入力電圧に相当します。)
※2 パルス要求入力にHレベルのパルスを入力すると、その時のコントロール入力のレベルに応じた向きでJ2端子に電圧を出力します。(コントロール入力のレベルがHの場合、J2端子1番ピンに+電圧、J2端子2番ピンに-電圧を、Lレベルの場合にJ2端子1番ピンに-電圧、J2端子2番ピンに+電圧を、それぞれ出力します。)
※3 電源電圧を超えないでください。
※4 グランド電圧を下回らないでください。
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