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CASENo.26

航空宇宙

インターステラテクノロジズの国産ロケットZEROの挑戦を支える小型電磁弁

民間宇宙輸送のリーディング企業、インターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡大樹町、以下 IST)が開発・製造する小型人工衛星打上げロケット「ZERO」のエンジン部分に、当社の小型電磁弁が採用されました。今回の採用は、日本の宇宙産業における競争力強化とサプライチェーン強化に大きく貢献するものです。

 

ISTは、国際競争力を有する宇宙輸送サービスの実現を目指し、ロケット「ZERO」の開発・製造を進めています。この「ZERO」の開発において、ISTは重要な部品の国産化に積極的に取り組んでいます。これまで海外製が主流であった電磁弁について、素早い品質フィードバックと長期安定調達を目的とし、宇宙産業の基盤強化を見据えた国産品の採用を検討していました。

 

 

課題と解決

ISTが直面していた課題は、従来の汎用品では対応が困難なロケットエンジンの特殊な使用環境と性能要件を満たし、かつ、設計から製造までを国内で一貫して行えるバルブメーカーを見つけることでした。

 

長年にわたり医療機器分野などで培ってきた小型・精密な流体制御技術と、お客様の多岐にわたる特殊な仕様や厳しい要求に応じたカスタマイズ開発の豊富な経験を有している当社の技術力、柔軟な開発体制がISTに評価され、ロケット「ZERO」の重要な構成部品である電磁弁のサプライヤーとして選定されました。

 

今回「ZERO」に採用されたのは、当社がIST向けに独自開発した「三方弁」および「二方ラッチ弁」などの小型電磁弁です。

 

D2-ZERO エンジン COSMOS

ISTが開発するZEROのエンジンCOSMOS

 

これらの電磁弁は、ロケットエンジンのキーコンポーネントとして、メインバルブの制御や、エンジン内部のパージ(清掃)といった極めて重要な役割を担います。ISTで実施されているエンジン燃焼試験において、当社の電磁弁は既に機能を果たし、現場からのフィードバックにより現在も改良を続けています。

 

高砂電気工業は今後もISTと連携しながら、日本の宇宙開発を技術面から強力に支援し、国産技術の発展と宇宙産業のさらなる活性化に貢献していく所存です。

 

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