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航空宇宙

世界を変える「顕微観察」技術!宇宙実験用ユニットに、当社のピエゾマイクロポンプを採用いただきました

IDDKは、小型顕微装置の研究・開発を行う会社です。
半導体センサーをベースにした顕微観察技術で、対物レンズ不要な指先サイズの顕微観察装置の開発・販売をしています。

 

SystemComparison

引用:IDDKウェブサイト

 

該社の小型顕微装置は、作業スペースを選ばず、持ち運びも容易で、多様な環境で活用されています。
この技術を応用して開発されたバイオ実験ユニット(「Micro Bio Space LAB(MBS-LAB)」)は、宇宙実験向けに最適化されており、送液部分に当社のピエゾマイクロポンプ SDMPシリーズが採用されています。


MbsLabExteriorPartslist

引用:IDDKウェブサイト

 

課題と解決

宇宙実験のニーズが今後ますます高まり、より手軽かつ低コストで実施できることが求められる中、実験ユニットの需要も多様化すると予想されます。
IDDK社はカスタマイズ可能な設計で、再生細胞の品質管理や培地交換の自動化など幅広い用途に安価に対応できるようなユニットの開発を目指しています。

ピエゾマイクロポンプSDMPシリーズは、小型・軽量であり、かつドライバー付きのモデルは直流電圧を供給するだけで簡単に操作ができるため、このユニットのポンプに採用されました。

そして、2025年4月22日に米国フロリダ州からFalcon 9ロケットで無事打ち上げられました。
今後、地球低軌道でMBS-LABを稼働し、宇宙からのリアルタイムでの顕微観察の実証や人工衛星を活用した宇宙バイオ実験の可能性を探る予定です。

本実験ユニットの開発を通じ、高砂電気工業は宇宙実験の発展に貢献していきます。

 

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