小型耐食電磁弁　RVA シリーズ

RVAは、ロッカー構造を採用した小型耐食電磁弁です。ロッカーと呼ばれる部品が内部でシーソーの様に動き、左右の弁座を交互に封止します（下図参照）。どのポートも同等の耐圧性能を持ち、流体の流入方向に制約がなくなるため、お客様のマニフォールド設計をシンプルにします。

ロッカー構造イメージ

特長

・　幅16mmで、マニフォールド上に多数の電磁弁を高密度に集積できます。

・　開閉動作に伴う内部容積の変化がほぼなく、ポンピングボリュームが減少します。

・　高耐圧タイプ（600 kPa、オリフィスφ0.8 mm）も提供可能です。

・　減圧回路（※）をオプションとして内蔵することで、低消費電力、低発熱が可能です。

　　　　　　　　　※　電圧印加後100 ms後に、コイルへの供給電圧を自動的に降下させる制御回路

仕様

型式	RVA-2K-MFGA	RVA-02K-MFGA	RVA-3K-MFGA
タイプ	2方N.C.	2方N.O.	3方
オリフィス	1.6 mm （高耐圧タイプ：0.8 mm）
流体圧力	全ポート (COM.、N.C.、N.O.)： -95 ～ 200 kPa （高耐圧タイプ：～600 kPa）
接続	ガスケット（下図参照）
流体温度	5 ～ 60 ˚C　（高耐圧タイプ：5 ～ 45 ˚C） *1
周囲温度	5 ～ 55 ˚C　（高耐圧タイプ：5 ～ 45 ˚C） *2
電圧	12 VDC、24 VDC
消費電力	3.4 W (減圧回路付：0.85 W)
時間定格	連続
絶縁種別	B種
接液部材質	バルブボディ　：　PEEK　（PPSに変更可）ダイアフラム、ガスケット：パーフルオロエラストマー　（FPM、EPDMに変更可）