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製品一覧
インシュリンなど極低流量の薬液を送液できるマイクロポンプです。用途に応じて、4種類の異なる基本構造から選択できます。
概要
どのタイプも、薬液に接する部分(接液部)がディスポーザブルです。最大の特徴は、マイクロリットル単位の計測が可能な流量計と組み合わせたフィードバックシステムを提供できること。高精度な送液管理とともに、送液異常の検出にも最適です。全てのタイプで、流量などのカスタム対応が可能です。
特徴
基本構造4種
- チューブポンプ(蠕動ポンプ)
構造がシンプル。モーターの回転数で薬液量をコントロール。フリーフローなし。 - ピエゾ素子駆動ダイアフラムポンプ
薄型、低消費電力。流量の制御幅が広い。 - 電気浸透流駆動マイクロシリンジポンプ
マイクロシリンジがそのまま薬液の保管に利用可。極低消費電力。高吐出圧。 - 形状記憶合金駆動定量吐出ポンプ
ポンプ本体ごとオールディスポーザブル。薄型、極軽量。
チューブポンプ(ペリスタルティックポンプ)
他社製品と異なり、チューブが平板なチップに格納され、チップごと磁石で駆動部に脱着できます。チューブの交換がとても容易です。高精度な流量管理が可能なステッピングモーター駆動と低消費電力で安価なDCモーター駆動をご用意しています。モーター停止時には流路が閉鎖されるため、フリーフロー(水頭差などによる微量の漏れ)がありません。
左の写真は当社で最も小型の製品で、重量はわずか5 g。最低流量は1回転当たり2 μLです。
右の写真は最高流量165μL/minのステッピングモータータイプです。DCモータータイプでは、最高流量200μL/minとなり、必要に応じてさらなる高流量化にも対応します。
ピエゾ素子駆動ダイアフラムポンプ(ピエゾマイクロポンプ)
接液部が磁石で脱着でき、交換が容易です。写真の製品は厚さ6.9mm、重さ13gの薄型軽量です。
流量を駆動電圧と周波数で細かく調整できるので、フィードバック制御にも最適です。
電気浸透流駆動マイクロシリンジポンプ
駆動部に電気浸透流ポンプという小型特殊ポンプを用い、マイクロシリンジに予め貯蔵された薬液を極低速で脈動なく押し出します。極低消費電力なため、バッテリーも小型化可能です。他の方式よりも高い圧力で薬液を注入できるのが特長の1つです。送液の様子はこちらの動画をご覧ください。
駆動源になっている電気浸透流ポンプの説明はこちら
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