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製品一覧
ライブセルイメージングに必要な培地・試薬の添加・吸引などの操作を、全て自動化したシステムです。
概要
本システムは、ライブセルイメージング研究者の下記のようなニーズにお応えするものです。
- 細胞の薬剤に対する反応を見るために、薬剤を定量注入したい。
- その薬剤を排出して通常の培地に戻したい。
- 長期間のイメージングに於いて細胞の活性を維持するため、培地を灌流させたい。
マニュアルでのピペット操作に代わり、全てを高性能小型ポンプによって自動化させましたので、試薬の連続添加や再現性の高い実験などが可能となります。
特徴
パソコン画面からの簡単な数値入力だけで、液体の動きを全て事前に設定。
プログラミング後は何度でも同じ動きの繰り返しが可能なので、実験の再現性が向上。
薬液の注入速度が一定(チューブポンプ使用時には一定の脈動があります)。
マイクロリットル毎分レベルの低速での連続的灌流が可能。
ディッシュ中の薬剤濃度を徐々に上げ、また徐々に下げるような、グラジェント制御が可能(一部機種)。
ピペットとディッシュの不慮の接触による画像の揺らぎなどを防止。
手作業でのばらつき誤差を解消。
使用実績のご紹介
高倍率・高開口数(60×、NA 1.35)での観察でも、試薬添加前後の画像がピントのずれなく観察が可能です。
HeLa細胞をガラスボトムディッシュに播種し、遺伝子導入。
1日間インキュベートした後、撮影しつつ試薬1mlを添加して刺激。
細胞内のGEM-GECO1の蛍光波長の変化(カルシウムイオンと結合すると 蛍光波長が緑色から青色にシフトする)が観察できた。
【実験条件】
・顕微鏡:倒立型共焦点レーザー顕微鏡
・対物レンズ倍率:60×
・対物レンズ開口数:1.35
・細胞:HeLa細胞
・添加試薬:ionomycin
【データ提供:名古屋大学大学院生命農学研究科 分子細胞制御学研究室 柴田 秀樹准教授、林本 敬大様】
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