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2016.01.25

開発品情報

3D灌流培養ユニット【開発中】【特許申請中】

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肝臓・神経細胞・心筋などの三次元組織培養ユニットとして最適

 

従来の灌流システムは、実際には静置培養と同様の形態で、上清液を連続的に置換するものでした。当社が新たに開発した3D灌流ユニットは、セルカルチャーインサートを用いて、組織や細胞塊を透過する方向に培地をゆっくり流すこと(3D灌流)ができるため、in vivoに極めて近い培養環境を再現できます。下記概念図を参照ください。結果的に次のような効果が期待できます。

 

1. 組織や細胞塊のより深い部分まで培地を供給でき、より長期間の活性維持が可能になる。

2. 上流部の細胞の分泌物質が下流部の細胞に作用し、シーケンスな反応が可能になる。

 

長時間、インキュベーターの中で継続的に使用することができます。培養の様子は上面より観察が可能です。

 

概念図

灌流培養システム概念図.jpgのサムネール画像

培地は自動的に6ウェルプレートに補充され、メンブレンフィルターを透過後、インサートから排出されます。

 

自動3D灌流ユニットの動画

 

 

※製品の仕様等は予告なく変更することがあります。

 

 

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