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2016.10.03

新製品情報 ニュース

ポータブル培地交換システム 発売と新聞報道のお知らせ

 

 

 

かねて開発を続けて参りましたポータブル培地交換システム(6ウェルプレート用)が、いよいよ10月1日より正式に発売となり、皆様に広くご利用いただけるようになりました。

 

当社のポータブル培地交換システムは、ピペットによる培養液の吸引と注入を自動化したもので、休日に作業する研究者の負担の軽減や、手作業における個人差の低減に効果的です。8月には日経産業新聞でも紹介されました。

 

※2016年8月18日(木)の日経産業新聞に掲載された記事の主な内容

電磁バルブ製造の高砂電気工業は、医療研究に使う細胞を培養する際に、低コストで培養液を自動交換できる小型システムを開発した。研究者の作業負担の軽減につながり、大学などの需要を見込む。iPS細胞を使った再生医療や創薬研究などの競争激化でこうした関連装置の需要は高まるとみられ、同社は開発を強化して需要を取り込む方針だ。
開発した「ポータブル培地交換システム」は6本のチューブを通したポンプを2個使って培養液の回収と供給をする。電池駆動で、交換ペースは4段階から選べ、24時間に一度の交換なら2週間稼動する。培養液のコンタミネーション(汚染)を防ぐためノズルとチューブは使い捨て式にした。
従来の培養液交換装置は大型で高額なものが多く、装置のない大学の研究室などでは学生が手作業で交換するなど、作業負担の大きさが課題となっていた。同社の交換システムは予算が少ない研究機関にも求めやすいよう、価格を13万円に抑えた。11月にも販売を始める予定だ。
※著作権に基づく掲載期限が切れたため、現在記事は掲載しておりません。

 

新聞記事にもあるとおり、本製品の大きな特長のひとつは、その経済性です。通常数百万円以上する大型自動培養装置に対し、機能を培地交換に絞り込むことで、13万円(税別)の低価格を実現しました。大半のラボが既にインキュベーターを所有していることから、それとの併用により、経費と場所の無駄を排除する発想です。このシステム1台で、お使いのインキュベーターに培地交換機能を付加できます。(培地ボトルの外付けにもオプション対応可)

 

仕様の詳細については、こちらのページをご参照ください。

 

製品は、オンラインショップからもお買い求めいただけます。

 

 

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